今日は商品ではなくシマリスさんのお話をしようかと思います。
ちなみに我が家のシマリスさんはこちらです。可愛いでしょ?(親バカ)

オスのシマリスさんで右前足が欠損してるんですが本人は全く気にしてないようで普通に走り回ります。おやつも両手で掴めちゃいます。ケージにも張り付きます。
今日の本題はシマリスの「タイガー期」についてです。
リスなのにタイガー?なにそれ?
シマリスの可愛さに惹かれてお迎えしようと色々調べるとこの言葉に出会うことがあると思います。その言葉の内容をみてシマリスのお迎えを再検討してしまうほどの怖ーーーい言葉です。
「タイガー期」とはなにか。文字通りトラのように狂暴化してしまう時期のことを指します。
シマリスは本来、冬眠を行う生き物です。冬眠する前にたくさん食べ物を集めて貯めて食べないといけません。それこそライバルシマリスにどんぐりの一粒も渡さない勢いで。縄張りに入ってきたシマリスはすべて己の食糧を奪う敵です。食料を敵から守らなければなりません。そのため気性が荒くなり、近づくものすべてに攻撃を仕掛けます。
これこそがタイガー期です。飼育下だと秋ごろから冬にかけてタイガー期に入る子が多いですね。特にオスのほうがタイガー期になりやすいといわれていますが、メスでも一定数なる子がいるみたいです。
タイガー期になってしまうと正直手をつけれません。飼い主は文字通りの出血大サービスになります。もし、おうちの子がタイガー期になってしまったのならばタイガー期が収まるまで最低限のお世話で刺激しないことを全力でおススメします。ほとんどの子が春になるにつれ自然と本来の性格に戻りますので辛抱あるのみです。
我が家もオスなのでタイガー期は承知の上でお迎えしましたが、できれば噛まれずに過ごしたい・・・なんならタイガー期にならないでほしい・・・
皆さんもそうですよね。噛まれなくてすむなら噛まれたくないしタイガー期もいらないですよね。
結果を先に言いますと、たるたる夫婦のシマリスくんはタイガー期なってません。
もちろん元々の性格やポテンシャルもあるので一概に我が家のやり方が正しいわけではないので参考程度に読んでもらえると嬉しいです。
我が家でやった事。それは季節を感じさせないことです。冬にむけて食料を蓄えるために気性が荒くなるなら秋から冬を感じなければよくない?もはや四季を感じさせなければ食料を蓄えることすら考えなくなるのではないかというアホみたいな考えです(笑)
これが我が家では成功しました!
具体的には一年間を通してシマリスくんのいるケージを23℃でキープしています。なぜ23℃かというと下手に温かくしすぎると地域柄、冬に温度をキープ出来ないと思ったからです。しかし昨今の猛暑で夏はエアコン祭りになっています(笑)でも噛まれるぐらいならこっちのほうがマシです。
一般的にシマリスの快適温度は20~28℃といわれているので、実践される際はこの温度の間のキープしやすい温度で大丈夫だと思います。
それに加え、日照時間も暗幕で管理しました。春分の日と秋分の日を目安に一日の日照時間を12時間ほどに管理しています。夏は早めに暗幕をかけますし冬は逆にわざわざ部屋の電気をつけています。
この作戦が功を奏したのか性格の変化はもちろんのこと食欲の変化も起こらず年間を通して穏やかな性格で過ごしてくれています。
実際、今までタイガー期が来なかったのに急になる子もいますし、毎年タイガー期が来て大変だったのに今年は来なかったという事例もよく聞くので一概には効果があるとは言えません。
我が家ももうすぐ2歳の若い個体なのでまだ2回しか冬を越えておらず実験の真っ最中とも言えます。ただ実感としてタイガー期が来ていないのと食欲の波がないのをみていると一定の効果はあるのかなと思っています。
シマリスはタイガー期があるけれど、それをも凌駕するほどの可愛さに溢れた動物です。ただ可愛さだけではどうにもならないこともあると思います。それも含めてシマリスの魅力ですね。
シマリス飼い同士、悩むこともあるかと思いますが少しでも悩める飼い主様のお力になれていると嬉しいです。
より詳しい事を聞きたいよって方はコメントでもいいですし、インスタのDMでのご連絡も受け付けていますのでお気軽にお声かけください♪
では、また次回の記事でお会いしましょう☆
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